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ASICRO FOCUS file no.127

韓国ドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」記者会見&イベント

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揃って初来日した韓国版F4(左よりイ・ミンホ、キム・ヒョンジュン、キム・ボム、キム・ジュン)

2009.4.15 JCBホール(水道橋)

 台湾版、日本版ともTVドラマが大ヒットを記録し、アジアを席巻し続けている日本のスーパー人気コミック「花より男子」(原作/神尾葉子・集英社刊)。そのファイナルを飾る韓国版ドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」が日本に上陸しています。日本初放映となったM-netでは、6月21日時点で11話までを放映中。その後、TBSではこの夏から日本語吹替版・字幕版の地上波を含む3波放送が発表され、先行しているM-net では7月6日より、放送済みの15話をノーカット一挙放送予定です。さらに、9月には再び出演者が来日してのプレミアムイベントが予定されており、今後ますます盛り上がりを見せそうです。

 そんな気になる韓国版「花より男子〜Boys Over Flowers」の魅力を、4月に開催された来日イベント&記者会見の模様と共にご紹介します。まずは記者会見から。この日の会見は、イベント会場となっているJCBホールにて、2回のイベントの合間をはさんで行われました。

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実は5人の中では一番年上のク・ヘソン (大)
 ミンホ「(日本語で)どうぞ、よろしくお願いします。アー…、ミンホです(笑)」

 ヒョンジュン「(日本語で)こんばんは。『花より男子』でユン・ジフを演じているキム・ヒョンジュンです。よろしくお願いします」

 ヘソン「(ハングルで)皆さん、こんにちは。日本版では牧野つくし役のクム・ジャンディを演じているク・ヘソンです。お会いできてうれしいです」

 ボム「(日本語で)はじめまして。私はキム・ボムと申します。よろしくお願いします」

 ジュン「(日本語で)はじめまして。私はキム・ジュンです。どうぞ、よろしくお願いします」

 と、花男たちは揃って日本語でご挨拶。皆、上手でした。続いて、司会者からの質問タイム。

 司会「初めて日本のファンに会ってみて、いかがでしたか?」

 ミンホ「日本の公式イベントに参加するのは初めてだったのですが、たくさんの方が熱烈に歓声をおくってくださり、ほんとうに楽しく幸せな時を過ごすことができました。まだ、2回目が残っているので、2回目も楽しく終えたいと思っています。今日、来てくださった方には、ほんとうに感謝しています。ありがとうございます」

 ヒョンジュン「こんなにたくさんの方が韓国版『花より男子』に期待を寄せてくださっているとは知らなかったのですが、とても有難いと思っています。ずっと関心を持ち続けていただけたらと思います。皆さんにまた、お会いする機会に恵まれたらうれしいです」
(早くも実現しましたね!)

 ヘソン「今回はたくさんの方に愛情を寄せていただき、有難いと思っています。日本でも韓国版『花より男子』が成功して欲しいです」

 ボム「韓国で撮影している間も、日本の方たちからたくさんの愛情と関心を寄せていただきました。そのおかげで、とても力が出せました。そんな皆さんと今日、直接お会いできて、とてもうれしいし幸せな気分です」

 ジュン「韓国で撮影していた時や放映中も、日本からたくさんの方が応援していると聞いていましたし、また実際に韓国に来てくださった日本の方ともお会いしました。今回はこうして正式に、僕たちのドラマを日本で紹介するためにやって来ました。1回目のイベントでは、楽しい時間を過ごすことができました。残された時間は短いですが、僕たちも十分楽しんでいきたいです」

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フォトセッション準備中、原作漫画につい見入ってしまう5人

 司会「日本の観客に、このドラマの一番見て欲しいところは?」

 ミンホ「台湾版、日本版、韓国版と、それぞれに特徴があるんですが、国によって違った魅力があるので、その点を注意して観て欲しいです。また、クム・ジャンディを巡るいろいろな人間関係があるので、そういった楽しいエピソードにも期待してください」

 ヒョンジュン「韓国版には、やや重厚な場面がたくさんあると思います。ぜひ感動していただき、切ないラブ・ストーリーを楽しんで欲しいです」

 ヘソン「韓国版では、韓国の情緒や感情表現を楽しめると思います。物語の構造や骨子は同じですが、より韓国的なストーリー展開や設定になっていますので、そういう所に注目して観ていただきたいです」

 ボム「エー、実は僕たちはあらかじめ答えを準備しているんですが、皆、先に言われてしまって少し戸惑っています(笑)。『花より男子』には原作漫画がありますが、韓国版は一番最後に作られたということで、洗練された部分もあると思います。そこを楽しんでください」

 ジュン「原作は日本の作品なので、ストーリー展開は皆さんよくご存じでしょう。そんな中、一番最後に新しく構成されたドラマということで、皆さんがよくご存じの名場面を韓国版ではどう表現したか、というところに注目していただくと、より楽しめると思います」(続き)


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更新日:2009.6.24
●back numbers

記者会見の表記
司会
ミンホ(イ・ミンホ)
ヒョンジュン
(キム・ヒョンジュン)
ヘソン(ク・ヘソン)
ボム(キム・ボム)
ジュン(キム・ジュン)
5人のプロフィール
ク・ヘソン
具恵善/Ku Hye Sun
役柄:クム・ジャンディ
(原作/牧野つくし)


1984年11月9日生まれ。中学時代からモデルとして活躍。04年のドラマ「アナグラム」で俳優デビュー。06年「19歳の純情」のヒロイン役で注目され、主演女優の座に。演技の傍ら、短編映画を製作したり作家活動を行うなど、マルチな才能を発揮している。

*2009年の釜山アジア短編映画祭で、初監督した『愉快なコンパニオン』(08)が観客賞を受賞!

公式サイト(韓国YG)
個人ミニHP
filmography

drama
・ノンストップ5(04)
 *シットコム
・アナグラム(04)
・疾風怒濤のライバル(04)
・ヘソンのウェイクアップ
 (05)
・みんな一緒にチャチャチャ
 (05)
・ソドンヨ(05)
・19歳の純情(06)
・王と私(07)
・最強チル(08)
・花より男子(09)

movie
・奇跡のシンフォニー(07)
*カーステン・シェリダン監督、フレディ・ハイモア主演のアメリカ映画


イ・ミンホ
李敏鎬/Lee Min Ho
役柄:ク・ジュンピョ
(原作/道明寺司)


1987年6月22日生まれ。高校時代にモデルとなり、06年にドラマ「秘密の校庭」で俳優デビュー。直後に交通事故に遭い1年間休養。復帰後、しばらく低迷したものの、本作の主演に抜擢され大ブレイク。百想芸術大賞で新人男優賞を受賞し、今やCMキングとなっている。

イ・ミンホ日本公式サイト
*日本公式FC「Minoz JAPAN」
 では5/14より会員募集中。
filmography

drama
・秘密の校庭(06)
・走れサバ(07)
・アイ・アム・セム(07)
・よくわからないけど(08)
・花より男子(09)

movie
・カン・チョルジン
 :公共の敵1-1(08)
・うちの学校のET(08)


キム・ヒョンジュン
金賢重/Kim Hyeong Jun
役柄:ユン・ジフ
(原作/花沢類)


1986年6月6日生まれ。05年に人気グループSS501のリーダーとしてデビュー。07年には「kokoro」で日本デビューも果たし、日韓両国で活躍中。本格的な演技は本作が初めて。劇中ではSS501として挿入歌も担当している。

SS501日本公式サイト
filmography

drama
・ノンストップ5(05)
 *シットコム
・愛もおかわりできますか?
 (05)
 *シットコム
・私たち結婚しました(08)
 *バラエティ
・花より男子(09)